新年のご挨拶
きほん その9
皆さまおはようございます。
寒い寒い。
でもいい天気。
早起きしたいなあ…
それでは今日のきほんです。
「考えるときは本を読む」「とにかく本を読む」
文章に集中することで、
本の世界に入り込み、
集中力が高まる。
そこでふっと本から離れて考え事を始める。
そして、
迷ったときや、不安なときも、
とにかく本を読んでみる。
何か考え事を始めるとき、
なんとなくで考え始めてしまうことが多い気がします。
特に集中力が続くわけでもなく、
考えているつもりが、
実は同じところを堂々巡りしてしまっていること、
よくあります。
そこでいったん本を読み始めてみる。
文書を読むにはどうしたって文字に集中するし、
本の世界に一定入る必要がある。
そうして作った集中状態でもって、
再度考え始めてみる。
すると、
ただなんとなくで考え始めた時よりも、
深く考えることができる。
たとえ短時間であったとしても。
なるほどなあ。
とはいっても、本を読む時間は、
意識しないとなかなかとれない。
読みたい読みたいと思っていても、
思っているだけだとなかな読めない。
なぜ本を読みたいのか、
なんのために本を読むのか、
その本を読むことで、誰に、どんないいことがあるのか、
そういった、目的意識みたいなものをはっきりさせ、
気合を入れて読む。
今年は後半にかけて少し本を読む機会を増やしたけど、
まだまだ読みたい本は沢山。
もう少しテレビを見る時間を減らしたい…
理念も大事にしつつ
とにかく本を読む、
これも来年にかけて心がけたい。
おしまい。
きほん その8
きほん その7
皆さまおはようございます。
やはり朝は寒い。
ほんと急に寒くなりましたね。
寒さに負けず、まずは書くことを続けます。
では今日のきほん。
「スタートは、いつも0から」
新しい何かをする時、
経験値をもとに積み上げて仕事をしていくと、
そこから新しさは生まれにくい。
失敗を恐れずに挑戦してこそ、
学べるし、深まるし、広がるし、生み出せる。
ゼロから始まる幸せを何度も感じる。
何か新しいことをする時、
どうしても過去の体験だったり成功だったりに頼って、
無難な選択、失敗しない方法を選びがち。
そうすればうまくいくことは分かっているし、
仮に多少失敗したとしても、
大きくズレることはない。
ただ、挑戦をしなかった失敗からは、
あまり多くを学ぶことはできないかもしれない。
医療の現場では、毎日沢山の患者さんが受診し、入院する。
そんな中、
常に新しいことに挑戦し続けることは、相当大変。
過去の知識を糧に、効率的に、要領よく、
患者さんを診ていく技術は必要だと思う。
そうしないと、毎日の診療が滞ってしまうことも事実。
でも、
大切なことは、そこでマンネリ化しないこと。
こう来たらこうで、ああ来たらこうで、
そう考えつつも、時折立ち止まって考えてみる。
「本当にこのやり方があっているのか」
「こう教わったっけど、もっと良いやり方があるんじゃ無いのか」
そして、その日々の疑問だったり、問題点だったりを、
なあなあにせずに、しっかり書き留めておいて、
振り返る。
修正する。
変えられる点があるなら、思い切って変えてみる。
失敗を恐れずに。
そうすることで、
新しい発見につながったり、
改めて今までの良かった点に気づいたり、
悪かった点が浮き彫りになったりする。
と書いてみても、
やっぱり難しい!
そうはいっても、常に挑戦をし続けている人は現にいるわけだし、
できないわけじゃあない。
今日も何か変化できないかな。
日々の診療での見直しポイントから探してみよう。
おしまい。
きほん その6
皆さまおはようございます。
ついに朝投稿です。
では、今日のきほん。
「仕事ではなく、「人」を見る」
目の前に人がいてもいなくても
「人」のために
を考える。
あらゆる仕事の先には人がいる
人とどう関わり
その関わりをどう改善していくか。
「この先に、人がいる」
幸いにも私は医療職ということもあり、
仕事の対象は「人」なので、
目の前の人のことを考えやすい環境にはあります。
それでも、
どうしても目の前「人」ではなく、
その人の「疾患」「検査結果」に目がいってしまうことがある。
「この病気はこうだから、ああだから」と考えたり、
「検査結果が良くならないなあ」となったり。
本来見るべきはその人であって、検査結果では無い。
そこは、常に忘れないようにしたいところ。
加えて、高齢社会の今、
目の前の患者だけではなく、
その家族にも目を向けないといけないことがほとんど。
誰と住んでいるのか
誰が介護しているのか
誰がどう関わっているのか
そういった、目の前の人だけでなく、
その背後にいる人にも目を向ける。
そりゃそうだろ、
と思うかもしれないけれど、
それがなかなか難しいこともある。
まずは目の前の「人」を見る。
そして、その人の背後にいる「人たち」も見る。
走り書きになったけど、
なんとか朝投稿!
おしまい。
きほん その5
朝一更新をしたいけど、
朝めっきり起きれなくなってきました。
皆さまこんばんは。
寒さのせいもあってか、
このところ朝起きれません。
正確には、朝目が覚めても、
布団から出られずに、そのまま二度寝に。。。
頭でわかってはいても、
いざ朝を迎えると、
起きれない。。。
明日こそは!
ということで、本日のきほん。
「余裕がクオリティを高める」
余裕には2種類ある。
時間の余裕
心の余裕
この二つに余裕があることで、
プラスアルファの気配りができるようになる。
時間に余裕を持って、
時間に追われるのではなく、先回りする。
そうすることで、心の余裕も生まれる。
余裕に見える人って、
涼しげな顔して大変なことをやってたりします。
病院で言えば、ぱっと見忙しそうにしてなくて、
話しかけるといつでも気軽に応じてくれるのに、
結構な患者さんを受け持っていたり、
スケジュール見ると結構詰まってたりする。
この余裕は一体どこから?
見えていないところでささっと仕事をしていたり、
短い時間でも集中してやるから、
結果的に時間に余裕ができて、
それが心にも余裕を与えてくれる。
そしてさらに仕事が捗る。
良い循環が生まれる。
なんて書いていて、
なかなかそううまくいかないことが多いけど、
うまくやっている人は、
そんな感じなんでしょうね。
まずは、時間に余裕を持つためにも、
早寝早起き!(こんな時間に書いておきながら。。。)
今日、回復期病棟で働く同僚と話をしていて、
こんな話題がありました。
「コロナが流行り出して、外出の機会が減ってしまった80前後の女性。
それまでは、趣味や老人会などで友人と出かけたり、お茶したりできてたのが、
コロナをきっかけに自粛生活を余儀なくされ自宅に篭りっぱなし。
おかげで足腰は弱り、認知機能も衰え、
ちょっと歩いた拍子に転倒。
足の骨を折って入院。
手術をしてリハビリ目的に転院してきたけど、
その頃にはすっかり認知症が進んでしまって大変。」
まさにコロナ認知症。
自粛で仕事が減ったり、
お店の経営が回らなかったり、
世間ではそういうニュースは沢山流れてるけど、
まだあんまりこういう話って聞かない気がする。
でも、医療の現場では、こういう流れで、
元気だった高齢者が、あっという間に動けなくなって認知症に、
なんてよくある話。
ましてやこのコロナ禍。
老若男女問わず自粛を余儀なくされている今日この頃。
若い世代はちょっとやそっと動かなくても、
すぐに動けなくなるなんてことはないけれど、
こと高齢者に至っては、
1週間も家から出なければ、
それだけで体力や筋力はあっという間に落ちてしまう。
外に出て転んで、
転ぶのが怖いから外に出なくなって、
さらに体力、筋力が落ちて、
いよいよ外に出られなくなって。。。。。
こういうところにも、
コロナの、自粛の後遺症ってあるんだなあと、
気づかされたお話でした。
目を背けるわけにはいかないけれど、
自分には何ができるだろうか。
おしまい。
明日起きれれば、何か書きたい!
きほん その4
気づけば、一週間なんて、あっという間に過ぎてしまいます。
みなさま今晩は。
なかなか投稿を続けるって難しいです。
ほんと、一週間はあっという間。
書こう書こうと思っていて、
ぼんやりしている内に書かず終い。
いかん、いかん。
ということで、今日のきほん。
「シンプルに考える」
時間をかけて、複雑なものほど、
クオリティが高い、
とは限らない。
余計なことはせず、
「何をするか」
よりも
「何をしないか」
を考える。
どうしても何かプラスでやることで、
多くをやることで、
よりわかるようになったり、
より深まったりするように感じてしまう。
でも、多くをやった結果、
返って分かりにくくなることもあります。
あの検査もやって、
この検査もやって、
そうすれば何かヒントが出てくるかも。
そうやってやった検査では、
何か引っかかったとしても、
あまり結果に結びつかなかったり、
返って病態がわかりにくくなってしまうことってあります。
あれも書いて、これも書いて、
そうやってできたカルテは、
情報量としては多いかもしれないけれど、
やっぱり読み返してみてわかりにくい。
ある程度あたりをつけて、
結果を予想した上で、
検査を絞って出す。
実際は、
そうは言っても広めに検査を出さざるを得ない時も多々あるけれど、
そこをただ漫然と出すのではなく、
結果を予想して、
鑑別を考えて、
その上で必要と思うものを出す。
そんな中で、
必要と思っていたけど、
実はいらない物はないか、
少しでもシンプルにできないか、
を常に考える
ただ情報を詰め込むのではなく、
いるもの、いらないもの、
陰性だけど必要なもの、
陽性だけどいらないもの、
それを取捨選択しながらカルテを作っていく。
少しでもシンプルに、
読みやすく。
それは自分のためでもあるし、
相手のためにもなる。
最近はちょっとシンプルすぎるカルテもあって反省。
明日から見直してみます。
急に寒くなってきましたね。
皆さまも体を暖かくしてお過ごしください。
おしまい。