迷って悩んでそれでも歩く

仕事、Yoga、日々の迷いや悩み

パートナーに怒られたことで見えてきたこと

おはようございます。

暑くなってきましたが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。

夏が好きな私としては、夏が来るのが待ち遠しい今日この頃、

とりあえず今月からサンダルで生活しています。

 

 

先日、とある失態をしてしまいました。。。

 

その日は早めに仕事も終わり、

そろそろ帰ろうかと考えていたところ。

そこに、とある上司がやってきて、

「あそこのお店、今日からやってるみたいだし、いこう!」

と飲みに誘ってきました。

 

お酒が大好きな上司、というか飲むのが日課なので、

何かあっても無くても誘っていただけます。

 

この日もそんな感じで誘って頂いたのですが、

私としては、

「う〜ん…まだ週の始めだし、飲みにいく予定は無かったけどなあ」

「でもいつも誘ってきてくれて、最近は断ることも多かったから、今日は行っとこうかなぁ」

心から行きたい訳ではありませんでしたが、

なんとなくの流れでその日は行くことにしました。

 

いざお店に行ってみると席はカウンターがぎりぎりあるかどうか。

私が先に着いたので、2人いけるか聞くと、

「厳しいかも〜!」と。

しかし上司はそこの常連だったこともあり、

後から上司がついたところでもう一度聞いてみると、

「カウンターだったらなんとかいけそう!」

と入ることができました。

 

結局そこで2時間ほど飲んで話し、上司はもう少し飲んでいくとのことで、

私は一足先に帰ることにしました。

 

 

問題はその後でした。。。

 

家に鍵を開けて入る。

テレビの音はするものの、どこか静か。

どうも帰ってきたときの感じがいつもと違う。

テレビを見ている彼女。

「ただいま〜」

「おかえりー」

明かに、「おかえりー」のトーンが違う。

?と思いながらも、彼女は歯を磨きながらテレビを見ているし、

私はさっさとシャワーを浴びることにしました。

お風呂から上がり髪を乾かして部屋に戻ると、

テレビは消え、そこに彼女はいません。

 

寝室に行ってみると、横になってスマホを見ています。

まだ22時になったばかりでした。

 

「あれ、今日書類書くって言ってなかったっけ?」

「今日は書きません」

………泣き…

 

そこではっとしました。自分のやってしまったことに。

 

 

年明けからパートナーと同棲を始めていて、

慣れないながらもお互い新しい生活の中で楽しく過ごしていました。

結婚にむけての準備もし始めていたのですが、

コロナの影響で動けなくなり、入籍もできていませんでした。

以前から届出の書類を書こう書こうと言いながらも、

仕事やらなんやらでなかなか書けない日が続いていました。

 

そう、当日は入籍届を書こうねと、前日に話していたのでした。

 

飲んだ日の帰り道、ふとそれを思い出していた私は、

「帰ってシャワーを浴びて書くか」と軽い気持ちでした。

しかし、帰ってからの一連の流れは先に書いた通り。

「あれ、今日書類(入籍届)書くっていってなかったっけ?」

「今日は書きません」

………泣き……

 

 

「ずっと待っててくれたのかな」

「昨日書こうねって言ってたから」

「惨めで、寂しい思いをさせてしまったのかな」

軽い気持ちで飲みに行ってしまったけど、

やっちゃいけないことをしてしまったんだな。。。

 

弁解の余地は無く、その日は「ごめん」とだけ伝えて、

その後は会話無く就寝。

 

翌朝はなんとも言えない雰囲気で出勤。

もやもやしながらも仕事はなんとか終えて帰宅しました。

 

食事の準備中、彼女が話しかけてきました。

「なんで怒ってるかわかる?」

 

僕は昨日の振り返りのもと、

「書類書こうねって言ってたのに、書けなかったから」

「約束破っちゃったから」

と答えました。

 

 

しかし、彼女の答えは違いました。

 

「そもそも今この状況で飲みに行ったことに怒ってるの」

「もし万が一それでコロナに感染でもしたらどうするの?」

「自分だけじゃ済まないよ?」

と。

 

書類のことで怒られるとばかり思っていた私は、

最初は、「そっち?」と思いましたが、

すぐに彼女が正しいことに気づきました。

 

コロナウイルス感染の今日この頃。

飲みに行った当日は緊急事態宣言も明け、

一旦感染が落ち着いたように見えてきたところでした。

お店はそれなりに賑わっていましたが、

多人数で集まった訳ではなく、時間も短めで終わったので大丈夫、

そんな軽い気持ちでした。

 

しかし、まだ完全に感染が収束した訳ではなく(するかどうかもわかりませんが)、

仮にも自分が医療職であるなかで、感染のことを少しでも考えるなら、

飲みに行くのはまだ時期早々でした。

もし万が一感染した場合の、その先の影響までも見越しての、

彼女の怒りと言葉でした。

 

それはただの怒りの言葉ではなく、

私のことを心配する気持ち、周りへの配慮、

それ故の怒りなんだと気づいた時に、

自分の惨めさ、自分のことしか考えていないことへの恥じらい、

と同時に、彼女の優しさを感じました。

 

 

あの日飲みに誘われた時、

「いつも誘ってくれるからたまには」の裏には、

「断って嫌われたくない」「あとであれこれ言われたくない」

という気持ちもありました。

 

結局、今回の一連の出来事で私は自分のことしか考えておらず、

結果、上司にも彼女にも失礼なことをしてしまっていたことに気づきました。

 

 

幸い、翌日には仲直りができて、無事書類も書くことができました。

 

今回の一件、自分の視野の狭さ、認識の甘さを実感しましたが、

同時に学び多いできごとでもありました。

 

 

ここ最近は自分と相手との関係性だったり、

日々の出来事からの学びだったりを少し意識するようにしていますが、

(それなのにこの事件でかなり恥ずかしいのですが…)

そのおかげで、今までよりも反省の具合というか、

そこから何を反省し、気づき、学ぶか、

というものが深くなった気がします。

 

もし何も意識せず、考えもせずに今回の一件を起こしたら、

おそらく反省こそすれ、そこに深い反省は無く、

彼女の発するメッセージにもあまり気づかなかったかもしれません。

 

日々の中で何かにつけ意識をむけるクセをつける。

そこに学びはあるかを意識してみる。

それだけで、停滞しがちな人生が今までよりも前に進む気がします。

 

 

いまいちまだ表現力に乏しい部分、

書きたいことが明確にならない部分が多いですが、

なるべくブログの更新を通して、

自分を見つめ直す機会にもしていきたいと思います。

 

 

ではまた次回。

 

おしまい